参加者 19人
活動内容
事前に高学年とリーダーで活動内容を詰め、低学年の賛成をもらって決まった長時間バージョンの活動です。
1.だれの家?
2チームに分かれ、さらに家班とおにぎり班に分かれる。
お題「カッパの王様」「グルメな魔女」(相手には秘密)にそって、
家班が、その人(?)が住んでいる家をダンボールで作り、
おにぎり班が、好きそうなおにぎりを作る。
(リーダはみんなが食べる豚汁を用意)
すべて完成したら、おにぎりを家に持ち込む。
家班は調理室にずっといたおにぎり班の人に部屋を紹介。
そして自分たちの班のおにぎりの味見。
相手チームの部屋に移動して、家の様子や置いてあったおにぎりと豚汁を食べる。
「どんな人が住んでいるのか」想像する。
間仕切りを開いて、それぞれ想像したことを話す。
2.ドラマ遊び
カッパと魔女になって歩いてみる。
おたがいが持っている好物をわけながらあいさつをする交流パーティ。
突然雷が落ちて、「ベロだしキラー」がだれかにとりついた。そして殺人事件が始まる……
●「カッパの王様」おにぎり班
緊張感のためか、グループは丁寧言葉になって「○○してください。」「こんな感じでいいですか」「はいいいです」と言った会話が飛び交っていました。
時間が刻々迫ってくるのでみな真剣でした。なんども数えて60個になるよう調整しました。具は定番?のきゅうりのつけもののほか、変ったものとしてはダイコンを煮てみそ味をつけたもの、きゅうりの角がはえているものなどを作りました。
●「グルメの魔女」おにぎり班
こちらの班は、やりたい女の子が即4人決まり、作りたくて待ちきれない。60個目指して次々にキャッキャとはじまりました。
最初の予定時間までには半分しか作りきれず。でも、「あと○個、あと○個」と数え、全員で力を合わせて作りきりました。
チェリーを開けると、「シロップは捨てないで〜」と。みかん缶のシロップもきれいにお腹の中に片付きました。その時のみんなの楽しそうな顔。ついでに、うずらの卵の汁は?……きっぱり断られました(笑)。
これ以上はないという高カロリーの自信作は、から揚げ、ポテトチップ、エビフライ、ソースとんかつ、うずらのたまご、チーズを混ぜ込んでラッピング。オリがつくったチーズ入りのバターライスしょうゆ味は握りにくいけどイケてました。
デザートおにぎりには、粒あんもトッピングされました。チェリーを入れたMYおにぎりを大事に抱えてる姿もかわいかったですよ。
「ねえねえ、これとこれあわせたらどう?」「あと、他に何いれようかなあ?」「これ見てー!」と交わしながら、自分が食べることなど忘れて楽しそうでした。
グルメな魔女は「メタボ」「生活習慣病」?など、子どもからもそんな言葉があがっていました。
●「カッパの王様」家班
『迷路みたいにしちゃおう!』の提案で段ボールを次々と切り開き壁にしていきました。
4年生・6年生のふたりはどんどん部屋を増やし、2年生の3人は家具や小物を担当。部屋いっぱいにカッパ大王の家が広がりました。低学年も自分たちで宝物部屋を作ったり、注文に応えてシャワーを作ったりしました。
制作途中で相手チームとの打ち合わせが必要となり、リーダー同士のミーティングタイムもありました。よく話し合えたようで、その後は自分たちの制作に没頭していました。
何度も時間延長をしてもまだ時間が足りませんでしたが何とか満足のいくものができあがりました。
●「グルメの魔女(サチコEX)」家班
まず最初に、箱を積み重ねたりつなげたりして家を作る案、部屋全体を家に見立てて壁で仕切る案で話し合いがもたれました。双方の意見をぶつけ、時間をかけて話した結果、「それもいいね!」と壁で仕切る案にまとまりました。
決まってからは壁を作り、外からの侵入をしにくくする5・6年生と、部屋の中にあるものを作る3・4年生に自然に分かれました。
それぞれが自分の主張をしっかり持って何度か意見をぶつけ合いながら、また協力しながら、それぞれのこだわりを持ちよった大切な「魔女の家」を作っていきました。
感想
「たのしかった」「面白かった」
「また来年も、こんな活動をやりたい」
どんなおにぎりを作るかの方針が決まったあと、世間話をしながら楽しそうにおにぎりを作っている子どもたちは、また、いつもの活動とは違った、良い意味でリラックスした感じがありました。
時間が足りなかったことも、いい緊張感になり、相手チーム、部屋作りの担当の方の進行具合を気にしながら、各自が積極的に動いていたと思います。
片付けに関しても、積極的に洗い物をしてくれていました。